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スタートアップは有料noteをやってほしいという気持ちと、アル開発室をやっている理由

けんすう

こんにちは!

この記事は「アル開発室」という有料マガジンのためのものなんですが・・・。これはやっている理由はいくつかあるんです。

その一つが「スタートアップに有料noteを流行らせたい」です。スタートアップほど、有料のnoteをやったほうがいい、できれば社長が書いたほうがいい、と思っています。

というので、スタートアップが有料のマガジンをやったほうがいい理由を書いてみたいと思います。

アル開発室とは?

そもそも、この「アル開発室」というマガジンは何かというのを一言でいうと

  • アルというスタートアップの代表が考えていることを伝える

というものになります。

「そんな知らない会社の知らない代表の社長の話を聞いておもしろいのか?」というところなんですが、今のところ合計で2200人くらいに読んでもらえていて、先月比で110%くらいの増加ので、それなりにはニーズがあります。

というのも、ビジネスをやっている人の、最前線の話ってあまり外に出てこないというのがあって・・・。書籍とかを出す経営者とかは多いですが、だいたいが成功話になっちゃうんですよね。

そういう本ってめちゃくちゃおもしろいんですが、逆にいうと、僕はいつも「遠いな」と思ってしまうんです。成功した人が振り返って書いていたりするのは、なんとなく余裕があるところから書かれた過去の話なんですよね。

僕は、うまくいっていても、うまくいっていなくても、起業している人が今日考えている、今日の投稿が読みたいなと思っていました。

ただ、あまり誰もやってくれない、というのもあるので、この形式をはやらせるために、まず成功例を作りたいと思って、この「アル開発室」をやっているのです。

Twitterとかじゃ駄目なの?

そう書くと「いやいや、起業家とかってTwitterとかで書いていますよね。起業家が考えていることを知るには、それでいいんじゃないの?」と思うかもしれません。

しかし、Twitterは広く開かれすぎているので、なかなか素直な内容って読めないようになっているという面があるのです。

書く内容が全方位に気を使ったものだったり、会社の宣伝だったり、採用目的だったり、ブランディングだったりします。もちろん、起業家としてそのTwitterの使い方は正しいですし、何も悪くありません。僕も気を使って書いています。

しかし・・・。もうちょっと踏み込んだ内容とかを読めるといいんじゃないかなというのはありました。

そこで有料のnoteやオンラインサロンと呼ばれる仕組みを使ってFacebookで配信したりする、というのをやるといいんじゃないかと思ったのですね。

お金というハードルはものすごい大きいんです。ただ、このハードルを超えた読者さんの質はものすごい良いんですね。

少額でもお金を払っている人はそれなりのハードルを超えて読んでくれているので、深い話がしやすいですし、無料で書いている時と違い、一定レベル以上の知識がある前提で、記事を書けたりします。

また、以前も書きましたが、点じゃなくて線で読んでもらえる、というのも利点です。スタートアップのブログなどを書いても、どうしても記事単位で読まれてしまうので、毎回記事をバズらせないとPVが稼げなかったりする・・・というのがあったりするんです。

というので、スタートアップが継続的に記事を提供するなら、有料noteとかがいいんじゃないかなと思っています。

昨日の生徒が今日の先生

「そんなこといっても成功していない会社がわざわざnoteを書いても読みたい人なんていないんじゃないか」という気持ちになるかもしれません。

しかし、成功していない、最前線バリバリだからこそ良いというのはあったりします。

僕の好きな言葉に「昨日の生徒は今日の先生」というのがあるのですが・・・。たとえば、孫正義さんに経営について話されても、たぶん僕とかには全く参考にならないんですね。距離が遠すぎるし、目線も違いすぎるので。

なので、むしろ同じくらいのステージでがんばっている人のほうが参考になるんじゃないかと思っています。

というわけで成功している、していないに関わらず、あらゆるステージのスタートアップは、記事を書いていくほうが周りのためになるんじゃないかと。

事業に集中したほうがよくない?

「でも忙しいし、そんなことをやっている時間はないよ」と思うかもしれません。

しかし、事業にもとてもよい効果があります。

それは

  1. ステークホルダーへ説明として、言語化を頻繁にしたほうがいい

  2. 言語化する過程での気付きや発見が多いので、事業の解像度があがる

  3. 有料でやると利益率が高い売り上げにつながる

などです。

それぞれ説明しますと・・・。

1の「ステークホルダーへ説明として、言語化を頻繁にしたほうがいい」ですが、どうせ考えとかを伝えないといけないので、それだったら外部にも公開しつつ伝えてしまったほうがいいと思うんでうしょね。

というのも、ステークホルダーって当たり前ですが、社員や株主だけじゃなくて、使ってくれるお客さんやSNSのユーザーもはいっているからです。有料のマガジンを読んでくれているお客さんというのは、好意的なので、そういう人たちが自社に対しての理解を高くしてくれる、というのはすごく事業の後押しになるんです。

自社の考えとかを伝える機会は多いほうがいいので、ここを面倒になっては駄目なんだと思います。

2の「言語化する過程での気付きや発見が多いので、事業の解像度があがる」というのも重要です。記事を書かないといけないので、毎日なにを書こうかなと思うんですが、書き始めると、自分でもびっくりする結論になったり、「あ、こういう考えとか見方があるな」という気づきを得たりするんですね。

自分の考えを内省しつつ、もっと前進できるという意味で、文章を書くのはとてもいいなと思っています。

3の「有料でやると利益率が高い売り上げにつながる」も小さいスタートアップの場合、バカにならなくて・・・。たとえば、2200人が980円払っていると、215万円くらいになります。プラットフォーム手数料を抜くと、ほぼ利益になります。

年間で見ると割とバカにならない売り上げになってくるので、事業の幅が広がったりします。規模が小さい会社なら、資金調達をする頻度を減らしたりできます。

というので、1日30分とかを記事執筆に当てるくらいの合理性はあるんじゃないかなと思っています。

というわけで

スタートアップは有料のnoteなどをやったほうがいいよ、ということを書きました。少なくても僕は、アル開発室をやっていることのプラスはとても大きいです。

Twitterで経営者ががんばって発信する、とかYouTubeで発信する、とかがしばらく盛り上がってきましたが、結局「無料の場合、アテンションを集め続けるゲームになる」という面がありますし、それをやると「刺激の強い内容や表現を多用する」みたいになったりするなと思っていて・・・。

経営者がそこのゲームに巻き込まれるのは、あまりよくないんじゃないかと思っています。

というわけで、有料マガジンで、限られた、モチベーションの高い読者さんに向けて書くというのは、会社にとっても、自分にとってもとてもプラスが大きいので、本当におすすめしています。

ぜひとも検討してください!

では!

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