見出し画像

40代女性管理職、子育てと趣味にリソースを使いたいがキャリアプランを聞かれたらどうする?

こんにちは!

今日も今日とてマシュマロの質問に答えていきます!

はじめまして。40才女性管理職です。配偶者がいて、未就学児が2名と猫1匹の5人家族です。20代、30代はバリバリ働いており、現在はワークライフバランスを考え時短勤務をしています。

質問なのですが、「今後のキャリアプランをどう考えているの?」と言う上司の質問になんと答えたらいいのかわかりません。

本音を言うと、時短で年収800万円くらいを稼ぎつつ(このまま勤めていたら近いうちに到達すると思います)、子供の教育や自分の趣味に時間を使いたい。仕事は脳内リソースも時間的リソースも最低限に納めたいと思っています。あと、ムーミン屋敷のような誰でも訪れられる居場所を地域に作るのが目下の目標ですが、これも仕事とも特に関係ありません。

しかし、正直に上司にそういうとと心象も悪く、昇給も見込めなさそうなので、適当にビジョンを描きたいところですが、周りに40代、50代のそこそこやってるモデルケースがおらず(すごく頑張っているか、マミートラックに乗ったかの二択)、イメージが湧きません。

こんなふうに書いてますが、仕事はどちらかというと好きなタイプで、ついつい休日も仕事のプランについて考えてしまうみたいなタイプです。(趣味と仕事の一環としてハイパー起業ラジオも聞いております)

大手の会社ではなく、スタートアップの会社に勤めており、将来の参考になるような人がいないのも要因かと思いますが、こういう場合は会社になんと言うのが正解なのでしょうか?

IPOも興味ないこともないんですが、おもしろ度合いで言うと子育てが優っていると言う感じです。

他人様のキャリアプランにお答えするのもあれですが、見ず知らずの人でかつ知らない人だからこそ答えられる適当さが参考になることもあるかなと思うので書いてみます!

キャリアプランを聞く理由

上司がキャリアプランを聞く理由からまずいきますと・・・。僕の場合だと

  • その人がどういう方向性で考えているのかを聞きたい

  • 意にそぐわないことをしたらやめたり、モチベーション低下のリスクがあるので避けたい

  • その人のキャリアプランに一致するものがあれば提案したい

くらいだったりします。

上司がどのレイヤーの人か、によるんですが、基本的には他の人のキャリアプランによって、そこまで心証が悪くなるというのはあまり聞きません。「私の考えているキャリアの良い方向と違う!」とかで怒る人は珍しいと思います。

なので、むしろ「心証をよくしよう」みたいなので合わせて言われても、変なことになるので、適当なものを作って答える、みたいなのはオススメしません。ある程度は素直に言ってしまえばいいかな、と思います。

そもそも「正解」なんてものはないので、正解をあてようとしても徒労におるりますし、、

むしろ、考え方としては「自分の理想の姿のために、上司をどれだけ稼働させたり、使えたりするのか」というので考えて答えるのがいいと思います。

どういう表現でいくのがいいのか?

質問主さんの希望をまとめると

  • 時短で年収800万円くらいを稼ぎたい

  • 子供の教育や自分の趣味に時間を使いたい

  • 仕事は脳内リソースも時間的リソースも最低限に納めたいと思っています

  • ムーミン屋敷のような誰でも訪れられる居場所を地域に作るのが目下の目標

あたりだと思います。

一方で、

  • キャリアのイメージがつかない

  • 将来の参考になるような人がいなくてイメージがわかない

なので、素直にいうとしたら

「将来的には、個人なり起業なりで、地域の居場所を作るというビジョンがありますが、これは仕事になるかどうかはわかりません。ただ、人々をつなげたり、集まる場を作るということには興味があります。

一方で、今は子供が小さいので、将来的なキャリアをどう描けばいいのか、というのは悩んでいるところです。子供がいると、どうしてもそこに脳内のリソースを使ってしまうのですが、仕事は好きであり、休日も考えてしまう面もあり、どう両立させていくのか、というところはイメージがついていません。

周りを見ても、すごく仕事をがんばっているか、完全に親としての生き方を優先しているケースの両極端ばかりなので、子育ても仕事も上手に両立するというのはあり得るのだろうか、というところが悩んでいます。」

くらいでいいんじゃないかなあ、と。悩んでいるので相談にのってね、この会社でどのように振る舞うといいか考えてね、というスタンスにして、上司のタスクにしてしまうのも一つの手かなあ、と。

仕事は最小限で、というと、おそらく「年収をあげる」というところとコンフリクトするので、それは別に言わなくてもいいと思います。

注意点

んで、、注意としては「今の状況や考え方が長く続くのか」というところです。

未就学児の場合と、小学生になった場合、小3くらい、小6くらい、中学生と、ステージ的にはだいぶ変化があるので、「子供にどれだけリソースをかけるのか」というのはまだ不明確だったりするんですよね。

ここから先は

1,079字
けんすうの視点でわかりやすくまとめた記事が毎月20本ぐらい読めます。ビジネス書1冊ぐらいの金額で様々な話題をキャッチアップできて便利です!

アル開発室

¥980 / 月

【全記事読み放題】クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル社の裏側を知れるマガジンです。代表けんすうが、やっている事業の裏側やリリー…

サポートされたお金はすべて、クリエイター支援のための会社運営に使われます!