マナーの本を監修したので、マナーについてダラダラ書いてみます。
こんにちは!
そういえば、こんな本の一部を監修というか、話してちょっとチェックするという仕事をしました。
普段はあまりしない仕事なんですが、なぜかというと、姉が出版社では働いていて、その経由のものです。縁です。
んで、今日は、マナーについていろいろ思うことがあるので、コラム的に適当に語ります。かなりダラっとした無意味な読み物です。
マナーに関する勘違い
マナーと聞くとすごい怖いじゃないですか。なんか間違ったことをすると怒られる、というイメージがあります。
たとえば、冠婚葬祭のときにどのようにしないといけないのか、とか、会社でエレベーターにのったときに、どのように動かないといけないのか、とかルールがあったら怖いです。
僕とかは、新社会人のときは「下っ端が一番はやくに乗ってボタンを押す」と教わったんですが、これやや直感的ではないというか。なんとなく、外のボタンを押しておいて、えらい人から先に乗ったほうがよい気がしてたんですが、違うんだと。
しかもこのあたり、文化圏によって全然違って・・・。海外はもちろん、国内でも全然マナーが違ったりしますよね。IT業界の人が「チャットツールでの語尾のビックリマークは敬語なのに、それを理解しない上司が、相手に向かって、常に。とかでメッセージをおくっててハラハラする」と言ってて、なるほどなーと思ったことがあります。
50歳以上の人とかが、語尾に「!」とつけないでチャットをしてたり、Slackでのやり取りに、リアクションではなくて「了解です」といちいち書いてたりするのがマナー違反だ、というふうに言われたりするわけですが、彼らはおそらく「そっちのほうが丁寧だ」と思ってやってしまっているわけです。
というので、そんなのルール化されていないわけなので、どんどん複雑になっていくよねえ、と思っていたりするわけですが、、、
アルミの名刺ケースはマナー違反か?
こんな記事を読みました。
無印とかで売っているアルミケースを、お客様の分身である名刺を冷たいアルミケースに入れるな!と言われたというネタです。
これはかなりおもしろいなと思いまして・・・。これが成り立つなら、上記の記事にもありますが、革の名刺入れのことを「お客様の分身である名刺を動物の死骸で包むのか?」といえてしまえるわけです。
僕だったらなんて反論するかな?と思ったのですが
「お客様の分身である名刺はとても大事なので、雨に濡れたり、衝撃で傷まないようにアルミケースに入れているんです。革の名刺入れにいれるのって、雨にも弱いし、衝撃にも弱いので、マナー違反では?」とか言いたくなってしまいまそうです。
他にも「名刺入れくらい、ちゃんと高いものを使え!失礼だろ!」と言われても「主役はあくまでもお客様の名刺ですよね?むやみに高いものを使うと、お客様のメンツを潰してしまうので失礼では?もっとも高いものが名刺になるように、100円均一の名刺入れを使うべきです」とも反論できますし、、
「そもそも名刺をちゃんと大事にしまうのは、あなたの名前もメールアドレスも覚えませんよ、ということになるので失礼では?名刺は帰り際に、もう暗記したので、お返ししておきます、大事なものなので、と返すべきです」とかまで言えそうです。
つまりは、もはや「感覚と論理だけの世界であり、そうだね!って周りが思った人が多いほうが勝ち」というゲームなんじゃないかと思ってきました。
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