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ステークホルダーの反対する理由をちゃんと知っておこう

こんにちは!

今日、とある勉強会的なものに朝から行ってきたんですが、そこで言われたことが結構どこにも通用するシンプルなやり方だな、、と思ったんです。それは「ステークホルダーとしっかりと仲良くする」ということですね。

ステークホルダーというのは、簡単にいうと「利害関係者」のことです。

当たり前やんけ!と思うかもしれないですが、これができていない人がほとんどなんじゃないかなと思いました。僕はできていません。

じゃあなんでできていないんだろ、と思ったんですが、結局「ステークホルダーがなんで反対するのかを知らないからだ」と思いました。

ステークホルダーが反対する理由

まず、ステークホルダーとは誰か?なんですが、利害関係者であれば誰でもステークホルダーです。

直属の上司もステークホルダーですし、取引先や、お金を貸してくれる銀行とかもそうです。ある意味では、競合の会社もステークホルダーとも言えます。利害が関係しているので。

で、例えば、あなたが、会社内でとあることをやりたいと思います。そのやりたいことは、反対する人が多そうな領域です。

例えば「クライアントの情報を掲載して、それをカスタマーが見ることで売り上げを上げている会社」があったとして、そこに「口コミを載せたい」などです。口コミを載せたほうが、カスタマーは喜ぶけど、クライアントからしてみると「悪口書かれたらどうしよ」となるので、ちょっと嫌だったりしますね。

で、若い頃にやりがちだったのが、「いやいや、今の時代はクチコミなんて当たり前じゃないですか。ユーザー投稿がないと信用できないですよ」みたいに正論を言って押し通そうとするというやり方なんですが・・・。こんなことをやってもほとんど意味がありません。

言われたほう、むかつくじゃないですか。

なので、まずやるべきことは「何で反対をしているのか」を知ることです。です。反対している人と一言で言っても、いくつかのパターンがありまして、

  • 自分にとってマイナスだから

  • 自分の仲間・周りの人にとってマイナスだから

というものから

  • 仕事の上で、反対したというポーズを取りたいから

  • 反対することが仕事だから

  • 新しいことがなんとなく怖いから

  • なんとなく不安だから

  • あなたのことが嫌いだから

  • あなたの仕事がうまくいくと自分にとってマイナスだから

などもあったりします。どこで反対しているかを把握しないと、ステークホルダーと交渉すらできないわけです。

どんな感じ?

自分にとってマイナスだから、とかはわかりやすいんですが、そのほかの理由が結構わかりづらいですよね。

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