能力高いけどサボれない、だから効率が悪いというケース
こんにちは!
今日は「能力が高くて真面目な人ほど、サボる発想が少なくて、効率が悪い時ってあるよねえ」みたいな話を書きたいと思います。
優秀な人あるある
言われたことを理解してちゃんとやる、指示どおりに動ける、マニュアル通りに動けたり、そもそもマニュアルを作成する、、、ということができる人は真面目で優秀な人と言われたりします。
ここでは「優秀な人(正統派)」とでも呼ぶことにします。
そういう人たちは、当然、会社や組織から重宝されるし評価されます。しかし、賛否両論あるけど、圧倒的に成果を出す人、みたいな感じにはなりづらい面もあります。
それはなぜかというと、おそらくちょっと仕事の仕方が違うからです。こういうのを「天才型」と便宜上書きます。
普通の人が1できるところを、優秀な人(正統派)は2できたりして、しかも人よりも1.5倍頑張るから成果が3だったりする、というのがあるんですが、一方で、全然働いていないのに成果が100とか出す人もいるわけです。
たとえば、メディア関係だと、日程をきちんと守れる、良い記事を書ける、取材も感じよく盛り上げて、アフターフォローもばっちり、でみんなから信頼されている優秀なライターさん(正統派)がいたりしますが、一方で、決して真面目なタイプではなく、クライアントに噛み付いたり、取材相手とトラブルを起こすようなタイプでも、週に数時間だけ働いて、年収何千万円、みたいな人もいたりするわけです。
このあたりの違いが面白いなーと思ってたんですが、優秀な人(正統派)も、そういう、ちょっと人とは違う成果の出し方を学んでおくと、より重宝されるのでは?と思ったので、言語化を試みてみようかと思って、この記事を書いています。
で、違いは色々あると思うんですが、一番参考にできそうなところは、「天才型の人の成果がでるサボり方」なのではないかと思ったのです。
サボるとは?
一般的にサボるという言葉は、「やらないといけないことをやらない」みたいな意味で使われたりするので、ネガティブな感じですよね。
で、もちろん「10のことをやらないといけないのに、仕事の時間にゲームをやってて、やった作業が0だった」というのはダメなサボり方です。
じゃあ、良いサボり方、というのは何かというと・・・。
まず、前提として、仕事はだいたい、3つの成果を出すのに、作業を10個やらないといけない、みたいな構造になっている、とわかりやすく仮定します。
で、仕事ができる人は10の作業をやって3の成果を出しますが、やる気ない人は、0の作業なので、0の成果になってしまいます。仕事ができない人は5個の作業しか終わらず、成果もちゃんとできなくて、0.5だったりします。
普通の人は、期間内に5の作業しか終わらず、1.5の成果を出したりするくらいのレベルが多いです。期間内に終わってはいないけど、終わった分の作業の成果は出ている、みたいな。
ざっくりとまとめると
やる気ない人・・・0個の作業で、0の成果
仕事ができない人・・・5個の作業で、0.5の成果がでる。
普通の人・・・5個の作業しか終わらず、1.5の成果が出る
優秀な人(正統派)・・・10個の作業をきちんと終わらせて、3の成果を出す
こんな感じになりますね。あくまでイメージです。
で、天才型の人はどういう感じかというと・・・
天才型・・・1個の作業で、5の成果を出す
みたいなことをするんです。
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