事実上のマンガ端末「Galaxy Fold」の使い心地はどうか?

こんにちは!

高いから買わない!と思ってた、液晶が折り畳めるGalaxy Foldなんですが、インターネット x マンガの業界にいる人が体感しないのもいまいちかな、、と思い、ついに買ってしまいました。

マンガは、連載雑誌の時代からスマホで読む時代になったことはみなさんご存知だと思います。そして、スマホ端末で読むようになったことで、画面が小さくなり、そこから縦読みなどの新しいマンガ表現なども生まれています。

つまり、マンガ制作側は、スマホの画面に合わせてマンガを作り変えているとも言えるわけですね。読む側の環境によって、新しい表現などが出てくるのは本当にエキサイティングで好きです。

一方で、スマホ側も「マンガをどう快適に、読みやすくするか?」という点について案を練っていました。

そこで出てきたのが「Galaxy Fold」です。メーカーは名言していませんが、これはおそらく、「スマホでマンガを読みやすくするにはどうしたらいいのか?」という発想から出てきた製品であり、メインターゲットは間違いなくマンガを読むユーザーです。

というわけで、事実上のマンガ読みのための端末のGalaxy Foldがどうだったか?を詳しく解説していきたいと思います。

使いごこち

マンガ読みのための端末、といいましたが、もちろんスマートフォンはマンガを読むためではありません。

正確に定義しておくと、スマートフォンとは「Twitterとマンガ」のためのものなので、その2つをどう使うのか?をメインに話します。

まずは閉じた状態。

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画面はかなり小さいですが、閉じた画面ではTwitterしか使わないので、ほぼ問題ありません。ただし、入力は結構つらい感じがします。Twitterを投稿する際は、音声入力を使うか、開いてやったほうがいいでしょう。

そして開いた状態はこちら。

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見開きのページのインパクトはこんな感じです。スマホというより、タブレットに近い印象になります。横向きでも完全にマンガが読むことができるので最高ですね・・・。

ちなみに開け締めですが、パカパカ開いて、小気味がいいです。安っぽさは全くなく、高級感ただよう動作です。また折り目もマンガを読む上ではほとんど気になりません。暗い画面で横から見たらわかるかな・・・くらいです。

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縦にするとこんな感じです。単行本より大きいサイズになるので、寝っ転がって読むとか、何かをしながら読むときにピッタリです。

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最近タブレットや、大画面スマホではよくある画面を分割できる機能ですが、このサイズだと、Twitterしながらマンガを読む、というのも快適ですね。さすがです。

何がいいか?

何がいいかというと、やはり持ち歩きが簡単なこと。閉じた状態では、かなり細長い感じになるので、持ち運びが相当楽です。これはタブレットには絶対出せないサイズ感。

厚みや重さは気になるかな?と思っていましたが、むしろ全く問題になりません。このサイズの画面をポケットにいれて、すぐに取り出して、いい気分で開いて、すぐにマンガが読めるという点で、プライスレスです。

今のところ利用していて不満はほとんどありません。むしろ、画面がでかくなれない他の端末が、すごい古臭く感じてしまいます。

何がダメか?

やはり値段。20万を超えてしまうのはやはり高いというのはあります。iPhoneとiPadを2セット買えてしまうわけで、ほとんどの人にとっては、ちょっと大きい画面サイズのスマホを買うか、スマホとタブレットを買ったほうが合理的です。

また、防塵や防水ではなく、耐久面でも不安があるので、気を使います。壊れやすい20万超えの端末は、やはりガシガシ使いづらい・・・というのはあります。

逆をいえば、10万円近くまで値段が下がり、耐久性があがってくれば、スマホのトレンドは完全に折り畳めるものになる気もします。

総論

使っていて、最高に使いやすく、さらに未来のものを触っている感があって、とてもいいです。

マンガを読むスピードが格段にあがりました。iPhoneかiPad miniで読む事が多かったのですが完全にこちらに切り替わりました。最高です。

値段の高さはネックですが、マンガを読む人にとっては、かなりプライスレスな体験になるのでおすすめです。

僕は、これで「狭い世界のアイデンティティー」を読み、そのあと「ワールドトリガー」を一気に読み、最近は「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」を読んでいます。

狭い世界のアイデンティティーは、このブログの、Galaxy Foldでマンガがどう見えるか?というサンプルに使わせてもらいましたが、ハイスコアガールなどで超売れっ子の押切蓮介先生のマンガです。

「マンガ業界について、ド極端に書いている、狭い世界の話」という感じでしょうか。残酷なシーンや暴力シーンが多いマンガ業界の話なのですが、ところどころ本物の漫画家がでてきたり、漫画村問題が取り上げられていたり、Webマンガと紙のマンガの話がでてきたりと、マンガ好きにはたまらない内容になっています。

やっぱりたくさん読んでも、まだまだおもしろいマンガって出るし、本当にマンガって最高だな・・・と思っているので、ぜひともみなさん、2020年もマンガを読みまくりましょう!

というわけでおわり!


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