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XとPodcastを両方やるのが今の情報発信だといいんじゃないかと思ってる話

こんにちは!

今日もまだ指がめちゃくちゃ怪我しているので、音声入力で失礼します!

というわけで、いつものマシュマロから答えていきます。

けんすうさんこんにちは!

けんすうさんの音声コンテンツに対する立場ついてお聞きしたくご連絡しました。

けんすうさんが現在注力されているポッドキャストはハイパー起業ラジオかと思います。(内容もさることながらお二人のかけ合いがめっちゃ楽しいです!)

少し前は意識的にVoicyの方も注力されていたかと思いますが、最近は更新されていないようです。

個人的には移動や仕事しながら聴けるので音声コンテンツの方が重宝していますし、習慣になるので基本全タイトル再生しています。
体験的にも音声の方が情報量が多くて好きです。
また、なんだかんだ繰り返し聴くことも多いです。

noteもマガジン登録していますが、タイトルが気になったコンテンツしか読まないというのがもっぱらの使い方です。(先日離婚の価値観についてご回答ありがとうございました。「家族はステークホルダー」が目から鱗でして、その価値観で継続をすることに決めました)

制作コスト低い、でもエンゲージメント高い音声コンテンツってやっぱりいいですよね!
やはり拡散性の低さとフォロー獲得のハードルの高さがマイナスでしょうか。。

けんすうさんがコンテンツクリエイターとして現在も軸足がテキストコンテンツにある理由を教えてください!

よろしくお願いします!

答えます!

結論でいうと、、

結論でいうと、頭の中にこういう図があります。

どういうことか?というと、、

まず、自分がやるメディアの属性は、閲覧者数の多さ、少なさと、ユーザー側への影響力の浅さ、深さみたいなもので分類しています。

例えば X などで言うと100万ビューに行くのはそんなに難しいことでありません。ちょっとバズればこのぐらい行きます。狙えば行けるという感じですね。

一方、100万ビューのブログを書くことは結構大変です。当たり前ですね。 X を見てる人は大量にいますし、タイムラインで流れてきて、ほとんど読まずに表示だけしている人まで含めると100万ビューなどすぐになっちゃいます、

ブログの場合、わざわざリンクをクリックして内容を見に来ないといけないので、その時点で大部分が脱落します。逆に言うとちょっと興味が多い人たちは来ます。

じゃあ、深さで言うとそどの程度かというと、、、 Web メディアなどをやっていると、1ページビューあたり他のページをどんぐらい見てるかというと、平均で1.7ページから2ページぐらいだったんです。

ブログでもよほど面白かったとかではない限り、1記事読んで離脱してしまう人が大半ではないでしょうか?

とは言いつつ、ファンが全くできないかというとそうでもなくて。このアル開発室というブログでは2000人ぐらいがお金を払って呼んでくれるので、一定の深さはあります。読む人は毎日のように読んでくれますね。ただ、このようなファンを作るのはそれなりに大変です。

あまりやったことないですが、 YouTube とかも似たような感じかもしれません。 YouTube は閲覧者数はかなりいるはずですが、露出が難しいので X ほど簡単ではありません。深さはちょっとありますが、これもブログと同じでファンを作るのにちょっと苦労するイメージはあります。

というので、僕の中では YouTube とかブログは同じような範囲でバランスはいいが、コストが高いというイメージがあります。もちろん僕にとってブログはそこまでコストが高くないとも言えますが、普通の人が毎日記事を書こうとすると、それなりに大変ですし、 YouTube も毎日動画を取ろうとすると、多くの人は大変みたいです。というので、やはりコストが高いといってよさそうです。

音声の場合

で、音声は露出量は相当少ないです。当たり前ですが、音声ってある程度まで聞かないと面白いか面白くないかわからないですし、飛ばしてしまうと全然話についていけなくなってしまうので、わざわざ最初から聞くしかない。

コンテンツを探す時も、タイトルとサムネイルぐらいしかヒントがないので、すごく大変なんです。

一方で、一度聞き始めてしまうとスマホの画面を見ていない時が多いため、わざわざ停止したりしません。つまらなくても結構長く聞いてしまったりするんですね。

さらに耳でずっと聞いているせいか、すごく親近感を持ったりするんです。なので僕の場合、 X の方が圧倒的に人が見てるはずなのに会った人に言われるのはポッドキャスト聞いてますが、一番多いんです。 Podcast を聞いてる人なんて X ブログのと比べても相当少ないはずなのにです。つまりこっちの方が僕というキャラクターをよく知ってくれて、親近感を持ってくれてるというわけです。

というので、深さという意味では圧倒的に Podcast が有利だなと思っています。

なので、僕は X と Podcast を両方やるというやり方をしています。こうすると露出は X の方であり、深さは Podcast の方でやるというバランスが取れるからです。

さらにそれに加えてバランスの良いブログもやっています。というのも X は露出が多くても、さほどお金にならないというのがあるからです。

Podcast も深さはあっても人数が少ないので、課金などをしてもお金にならないっていうのがあります。なので、収益源を考えるとブログか YouTube をやらざるを得ないという感じです。

収益は会社の運営に使っているので、少しでも増やしたいんです!

もちろん、YouTubeでもいいと思うんですけれども、僕にとってはブログの方が効率がいいと思うので、ブログをやってるという感じですね。

今の流れを見ると、 YouTube を見てる人の方が圧倒的に多いとは思うんです。けれども、僕は喋りや動作が下手なので、そこまで価値は出せないかなと思ってあんまり手出ししていません。

テストとして、いろんな番組とかに出て話したりとかもするんですけれども、それの評判がめちゃくちゃいいとか話が分かりやすい!とかそうなったことはあんまりないので、、、

やっぱりブログの方が自分は強いんだろうなと思っています。

というわけで

というわけでこんなような感じで頭の中で考えているという話でした。

企業の人がオウンドメディアやりたいとか社長が X をやった方がいいとか YouTube やった方がいいとか悩んでいる人をよく見るんですが、

個人的なおすすめとしては、まず社長とかが X をやって発信していって閲覧者数を取る。その後に Podcast などをやって深さを取るみたいな感じでバランスを取ったらいいんじゃないかなと思います。

ブログとか オウンドメディアとかYouTube もいいと思うんですけれども、コストが高すぎるので、個人的には相当得意でない限りやめておいてもいいかなと思っています。

そんな感じです!それでは!

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